WATCH 時計について

Category of Movement

ムーブメントの種類

  • ■ 自動巻き式
    機械(主にゼンマイが動力源)により作動する時計を言います。巻き上げられたゼンマイがほどけようと反発する力を歯車に電播して運針へと導きます。 機械式の中でもゼンマイの巻き上げ方法により手巻きと自動巻きの2種類に分かれます。
  • ■ 手巻き
    時計を動かす動力であるゼンマイを手動で巻き上げる機構をもったムーブメントを言います。
  • ■ クォーツ
    クォーツとは電池を動力として動く時計を言います。1秒間に数万回の振動数を実現する水晶振動を用いています。
    非常に正確で安定した動力であるため、時を刻む精度が非常に高いのが特徴です。
    ※ 電池切れとなった際は交換が必要になります。メーカーやモデルによって異なりますが、約2~3年が交換時期の目安です。
  • ■ オートクォーツ
    内部に発電機が搭載されている交換式電池不要のクオーツです。
    自動巻き式のように内部にあるローターを動かすことによって 内蔵発電機で電気を発電させ、その電気を蓄えてクォーツを動かします。
Name of each dicision and How to use
■ 風防(ガラス)
時計表示部分や内部を保護するために、 ダイヤルの上に設置されたガラスやプラスチック、 サファイアガラスなどの通称、ミネラルガラスなどを 使用しているものがある。
■ プッシュボタン
クロノグラフを作動させるための操作ボタンです。 一般的に上部がスタートとストップの役割、 下部のボタンがリセットの役割を持っています。
■ リューズ(竜頭)
時計の側面につけられた突起で、ゼンマイの巻き上げや、 日付・時間合わせに使います。
■ ベゼル
風防外周の円状パーツ。 二カ国の時刻表示や高い防水性確保の為のもの。
■ ラグ
ベルトやブレスレットをケースに連結するための 接合部分で、ケースの上下についています。
■ インダイヤル
クロノグラフの積算計やスモールセコンドなどを表示し、 モデルによっては日付や曜日など様々な表示に対応する。
■ ケース
ダイヤやムーブメントなどを内臓している外装部品。 ムーブメントなどをチリやホコリ、衝撃から保護しています。
時計の使い方

① 通常使用時

② 巻き上げ

③ 日付変更

④ 時刻合わせ

  • ①.リューズがケースにしっかりとねじ込まれた状態です。このポジションが通常使用時です。
  • ②.ねじ込みをゆるめてリューズがバネの力で浮き上がった状態です。このポジションでゼンマイの巻き上げが可能です。
  • ③.浮き上がったリューズを一段引き出した状態です。このポジションで日付変更が可能です。
  • ④.浮き上がったリューズを二段引き出した状態です。このポジションで時刻合わせが可能です。
    ※3と4のポジションは微妙な違いですので爪の先で軽く操作して下さい。
    ※デイト無しモデルの場合は 1→2→4 となります。
ゼンマイの巻き上げ方
  • 使い始めや時計が完全に止まっている場合は、リューズを②の状態にして前後に30~40回位巻いて下さい。
  • ※必要以上にゼンマイが巻き上がらないようになっています。
時間の合わせ方
  • リューズを④の状態にすると秒針が止まります。このポジションでリューズをまわすと時分針が動きます。
  • 午前と午後を間違えて時刻合わせをしない為にも、針を進行方向にまわし、0時を通過するときに日付が変わるのを確認して、
  • その位置から午前午後を計算して合わせたい時刻まで針をまわしてください。合わせたい時刻になりましたらリューズを押し込んで下さい。
  • ※時刻合わせは針を進行方向にまわして行って下さい。
クロノグラフ機能の使い方

スタート/ストップボタンを押して作業/停止させます。
リセットボタンを押して0に戻します。
経過時間はクロノグラフ秒針、30分積算計、
12時間積算などの全てを読み取ります。

クロノグラフ使用上の注意 ※水中や濡れた状態でプッシュボタンを押すと、
時計のケース内に水が入り機械が故障する恐れがあります。
ネジが緩んでいると防水性が保たれないので注意が必要です。

Instructions & Directions for use

時計は精密機械です。
以下の事柄に十分気を付けてご使用、保管をしてください。

  • ■ 衝撃・ショック落下やぶつけるなどの衝撃には十分にご注意ください。故障の原因となります。
    ※激しい運動などの際もご使用は避けてください。
  • ■ 温度変化・紫外線急激な温度変化は風防 ( ガラス ) やケース劣化の原因となります。 直射日光は文字盤の変色や劣化の原因となります。 パッキンの損傷 ・ 機械内部の油切れなど多くの故障を引き起こします。 非日常的な環境でのご使用はなるべく避けて下さい。
  • ■ 磁気磁気は精度不良の原因となります。磁気の発するものからはなるべく離してご使用ください。
    ※テレビ・パソコン・携帯電話 etc ・・・
  • ■ 防水に関して内部に水が浸入すると、サビが機械を痛め、最悪の場合修理不能になってしまいます。
    時計に表記されている防水性能も、使用状況により本来の性能を発揮できない事があるので注意が必要です。
  • 1.リューズなどが緩んでいないかコマメにチェックをして下さい。
    リューズが解放された状態だと、本来の防水性能を保つ事ができません。
  • 2.水や汗で濡れた手でリューズなどのボタンを操作しないで下さい。
    ※操作の際に水分が機械内部に侵入する事がある為、故障の原因となります。
FAQ

Q

時計が動かない・遅れてしまう
外しておくと翌日には止まってしまう。

A

ゼンマイの巻き上げ不足が考えられます。
っかりとゼンマイを巻き上げて使用してください。
(自動巻き・手巻き共に)

Q

午前0時ちょうどにカレンダーが
切り替わらない

A

故障ではございません。
機械内部の歯車には少しの遊びが必要なので、
前後5分程の差異が生じる場合がございます。

Q

日付がずれる

A

永久カレンダーでない限り
31日間の表示を繰り返します。
月末に、ご自身での調整が必要となります。

Q

水に濡らしてしまった

A

水分は故障の原因になります。
乾いた布で水分を拭き取り、直射日光を避け
風通しの良い場所に置いてください。

Q

時計を振ると内部で異音がする。

A

内部ローターを回転させ
ゼンマイを巻き上げる力を蓄えています。
※激しく振ると故障の原因となりますのでご注意ください。

Q

時間が極端に進んだり止まったりする

A

磁気を帯びたり、外部衝撃によって
内部の部品が変形・異常等をおこしていることが
考えられます。点検・修理が必要です。

Repairs & Warranty

当店ではご購入から6ヶ月の保証期間を設けております。

  • ※ アンティーク時計など保証対象外の商品もございます。保証期間につきましては各商品の商品詳細にてご確認ください。
  • 保証期間内に通常のご使用で生じた自然故障につきましては、当社保証規定により無償で修理いたします。
  • 下記に記載の「保証対象外事例」 に該当する場合は認められません。
  • 保証対象部分は機械内部のみとなり、 外装部(ケース、ブレス、バンド、風防、リューズ等)の故障、損傷については保証対象外となります。
  • 修理をご依頼される際は、当店発行の保証書を必ずご提示下さい。

■ 「保証対象外事例」

  • ※ 保証期間内であっても以下の事象は保証対象外となり、修理代金はお客様の実費ご負担となりますのでご注意下さい。
  • ・ 誤ったご使用方法や不注意、過失による故障や損傷
  • ・ ゼンマイ切れ、巻き芯折れによる故障
  • ・ リューズ、ケース、ブレス、バンド、ガラス等外装部の故障や損傷
  • ・ 当社以外による修理および調整が行なわれている場合
  • ・ ご使用中に生じる外観上の変化
  • (ケース・ブレス・バンド・文字盤・針・リューズに生じるキズ、汚れ、メッキはがれ、サビ等の変化)
  • ・ 品質及び機能上、許容範囲と当社が判断した視覚的現象。
  • ・ 品質及び機能上に”問題が無い”と当社及び発売元ブランド、当社契約修理業者が判断した場合。
  • ・ 当社発行の保証書の字句が不当に書き換えられていた場合
  • ・ 当社発行の保証書のご提示が無い場合や、紛失した場合

■ 保証にあたっての注意事項

  • ・ 保証内での修理につきましては、当店指定の業者にて行わさせて頂きます。
  • ・ 修理の際、部品につきましては一部代替品を使用させていただく場合があります。
  • ・ 海外修理やパーツ交換が必要な場合は、修理期間に数ヶ月以上かかることがあります。

■ 時計のベルト調整について

  • サイズ調節(コマ抜き)は、可能な限りご希望のサイズへ調節後発送いたします。
  • ・ 調節費は無料でお受けしております。 ( 仕様よっては別途費用を頂く場合もございます )
  • ・ ご注文の際に腕周り(手首)の実寸サイズを備考欄にご入力ください。
  • ・ 時計の腕周りは手首の実寸+0.5~1.0cm程度が理想的です。 ( ベルト幅により異なります )
  • ・ サイズの調節をした場合は返品、交換をお受けいたしかねます。

■ 手首サイズの測り方

普段の時計着用部分を、メジャーでぴったりに測って頂きます。
メジャーをお持ちでない場合は、紐をぴったりと巻きつけて印を付け、
その印までの長さを測ってください。